大人気ハクスラ『Path of Exile』の無印版に、待望の新拡張「Curse of the Allflame(カース・オブ・ジ・オールフレイム)」が現地時間7月24日に降臨したよ!深海を舞台にした新リーグメカニクスや、傭兵システムの本実装、長年プレイヤーを悩ませてきた「ソケットの色縛り」の撤廃など、見どころが盛りだくさん。リリース直後はSteam同時接続15万人超えの盛況ぶりを見せる一方で、開発元Grinding Gear Games(GGG)による怒涛のホットフィックス祭りも巻き起こっているんだ。今回はその全貌と、編集部なりの考察をお届けするよ。
「Curse of the Allflame」ってどんな拡張?
今回のテーマは「深海の呪い」。プレイヤーは海賊船長バレリーと、オールフレイムの呪いに縛られたヴェスパーというふたりのキャラクターとともに、海底に眠る財宝を探しに行くことになるよ。新リーグメカニクスでは、Allflameのランタンの光を頼りに深海を探索し、光が消える前に潜水艇「Bathysphere」へ帰還する必要があるという、ちょっと緊張感のある仕組みが導入されてる。さらに「航海チャート」を複数枚集めて一つの航路(Voyage)を組み立て、報酬を戦略的に最大化していくという新しい収集要素も加わったよ。単なる新モンスター追加にとどまらず、「準備してから飛び込む」タイプのリスクマネジメント要素が強めなのが今回のリーグの特徴と言えそうだね。
目玉は傭兵システム「Mercenaries」の正式実装と新アセンダンシー「Luminary」
今回のアップデートで個人的に一番注目したいのが、これまで期間限定リーグで試験導入されていた「Mercenaries(傭兵)」システムがついに本編に恒久実装されたことだよ。Act 3から登場する傭兵たちと一対一のデュエルに挑み、勝利すれば仲間として迎え入れられる。仲間になった傭兵には自分で装備を与えてカスタマイズもできるから、まるでサブキャラクターを育てるような感覚で楽しめそうだね。
そしてScion専用の新アセンダンシー「Luminary」も同時に追加。複数の傭兵を個別に雇用し、それぞれに武具やスキルを与えて強化できるという、まさに傭兵システムをフルに活用するための特化クラスになっているよ。単体プレイが基本のPath of Exileにおいて、疑似パーティプレイのような遊び方ができるのは新鮮な体験になりそうだ。
エンドゲームも大改修、長年の「ソケット色」縛りからついに解放
今回のアップデートで地味に一番のビッグニュースかもしれないのが、ソケットの色制限がついに撤廃されたことだよ。これまでは赤・緑・青のソケット色をジェムの色に合わせる必要があり、装備厳選の悩みの種になっていたけど、今後はどの色のジェムもどのソケットにも装着可能に。色を合わせた場合はボーナスが得られる仕様に変わったので、「縛りは無くなったけど、揃えるとお得」という絶妙なバランス調整がされているんだ。
- Abyss(深淵)システムが新しいビジュアル・サウンドフィードバックとともに刷新
- Legionシステムでは、これまでのIncubatorに代わり「Vestigial Unique Items」が実装
- スペルキャスター系スキルを中心に100種類以上のスキルが再バランス
と、長年の運営で積み重なった「歪み」を一気に整理しにいった印象の大型アップデートになっているよ。
Steam同接15万人超えの熱狂、その裏で見えた「即日ホットフィックス」の舞台裏
気になる滑り出しの数字だけど、Steam上での24時間ピーク同時接続者数は約15万5000人を記録。過去最高だった約22万9000人(2年前)の約7割程度の水準で、無印PoEとしては依然として強い集客力を見せた形だね。
ただし順風満帆だったわけではなく、リリース後の2日間でGGGは矢継ぎ早に複数のホットフィックスを配信。ハードコアモードでのAllflameキャラクター関連の不具合修正、クラッシュ対応、アイテムドロップまわりの不具合修正に加え、渋滞(ブロッケージ)の原因になっていた傭兵スキル「Toxic Conduit」の機能を一時的に無効化するという対応まで行われたよ。SNS上ではログイン待ちのキュー(順番待ち)に関する不満の声も見られたけど、開発チームの反応速度の速さもあって、大型リーグ発表としては「いつも通りのルーティン」の範囲に収まったという評価が大勢を占めているみたいだね。
編集部コラム:PoE2時代でも“無印”に本気投資を続けるGGGの狙い
ここからは編集部の考察コーナー。今、GGGの開発リソースは基本的に『Path of Exile 2』へ重心が移っていると見られがちだけど、今回のような大型拡張を無印PoEに定期的に投入し続けている点は、業界的にもかなり珍しい姿勢だと思う。実際、公式は今回の発表でも「オリジナル版のサポートは引き続き最優先事項」だと明言していて、単なるリップサービスではなく実際の開発ボリュームでそれを証明しにきている印象を受けるよ。
背景には、無印PoEに根強く残るコアファン層の存在があるはず。PoE2はキャンペーンの作り込みやビルドの難易度調整など「じっくり型」のアクションRPGとして支持を広げつつある一方、無印PoEは「高速周回・大量ビルド構築」を好む長年のハクスラ勢の受け皿として今も機能している。この2本柱戦略は開発コストの面ではリスクもあるけど、Diablo系列がシーズン制の中で単一タイトルに全リソースを集中させているのとは対照的な、GGGならではの選択と言えそうだね。同接15万人という数字は、その戦略が今のところ結果を出し続けている証拠と見ていいんじゃないかな。
今後の展望
今回のCurse of the Allflameは、リーグ自体の目新しさよりも「エンドゲームの地盤整理」に主眼が置かれたアップデートという印象が強い。ソケット色縛りの撤廃やLegion/Abyssの刷新は、次のリーグ、そのまた次のリーグに向けた土台作りとも読み取れるよ。今後数週間はバランス調整のホットフィックスが続くと見られるので、参入を検討している人はもうしばらく状況を見てから飛び込むのもアリかもしれない。とはいえ、傭兵システムの本実装という大きな一歩を踏み出したことで、無印PoEの遊びの幅は着実に広がっている。PoE2との「二刀流」がどこまで続いていくのか、引き続き注目していきたいね。
